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最新記事【2007年11月08日】

履歴書と職務経歴書は、形式的には、前者が特に雇用関係を築くに当たって必要な一般的な個人情報を記した文書で、他方、後者は、前者の中で特に職能に関する部分の詳細な文書と定義できよう。その点で、履歴書が薄く広く個人情報を開示するものであるのに対して、職務経歴書は深く狭く個人情報を説示するものといえるだろう。ただし、履歴書と職務経歴書は、後者が、実質的にみると、雇用者側において自らが営む事業の全般または一部について採用候補者に職務適格性ないし職務能力の程度を判断する一資料となるものである点で、一般的にはより重要な文書たりうる。

ところで、職務経歴書が職能判断の一資料として勢い詳細にならざるを得ないところ、その書き方にも工夫が必要になる。一般に、職務経歴書は経歴を古い方から新しい方へ、あるいは、その逆に新しい方から古い方へと時系列に並べていく書き方の他、必要な特定の経歴だけをピンポイントで書き連ねる方法がある。しかし、いずれにしても、単なる羅列ではなく、職能に関して自己をPRできるような内容である必要がある。履歴書上の羅列型職歴欄を単にふくらませただけの職務経歴書では作成する意味がないのだ。また、読ませる履歴書・職務経歴書であるとともに、個人的には外観にも気を配る必要があると思う。市販の履歴書・職務経歴書は、役所への提出書類のような外観を呈している。稚拙な華やかさが売りの履歴書では困るが、その他多くの履歴書形式とは一味違うデザインの履歴書があってもよいと思う。優れたデザインの自作履歴書はそれだけで、パソコンの技能を語らずも示すことが可能である。

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転職に役立つ履歴書の長所と短所の書き方

履歴書の中で唯一長所、短所欄だけが主観的要素において評価の対象となる部分と思われる。長所だから履歴書だろうとこれは素直に書いて概ね問題はないのだが、しかし、あまり間の抜けたものであってはならない。「バカのつくほどのお人好し」などと書いて長所のつもりでいたら、この履歴書を見たわたしが採用方であれば「バカ」のつくような人間は採らない。

これはむしろ履歴書の中の「短所欄」に記入しておくからこそ、本人はこれを短所の自覚をもってはあくしているのであればなかなか悪くない、かえってこれは長所である、ともなるのである。となると履歴書の長所、短所欄とはとても奥の深さを感じさせるものである。表現次第では長所、短所に書くべきところが逆になったりしかねないし、表現次第では同じ事柄が正負に分かれる。「付和雷同(型)」などとしようものなら、これはどう見ても大きな短所に違いないが、「協調性に富み、和を重視する」と表現すれば長所に聞こえる、ということである。

自分が応募する会社が、はたまた、その中のポジションがいかなる部署であるのか、どのような長所の人間が求められているのか、ということをよく知った上での履歴書でなければならない。その上での対履歴書戦略である。およそ求められているポジションに相応しくない長所、短所を履歴書に書き並べても意味がない。応募の履歴書を見て、こういう長所、短所を持った性格の人物を求めていたんだよ、ピッタリだ、と言われるような長所、短所を捻出して履歴書には書かねばならないが、それができないとなれば、この融通のきかなさはあなたの短所であるかもしれない。


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