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履歴書の退職理由

履歴書を見ながらの面接時に以前の会社の退職理由を聞かれることがある。こんな時に「自分に向いた仕事ではなかった」などの返答では採用方は納得できないだろう。なぜならばその会社に入る際ある程度の仕事内容は当然のことながら把握しているはずだから、先方はうちに入っても同じ退職理由をくり返す可能性があるととるだろう。

従って、履歴書送付のケースだろうが面接段階だろうが「よくそんな職場にこれだけの期間耐えたものだ、気の毒に」とでも思えるような回答を用意しておくべきだろう。退職理由に「間違っても自分の仕事上のミスで……」云々などと言ってはならないし、また、履歴書に記してもならない。履歴書送付が面接に先立つ場合であれば、また在職期間が短い場合であれば、履歴書の段階で退職理由も記入しておいた方が、書類審査段階での没をくらわずに済むだろう。そのような履歴書段階にしろ面接時にしろ退職理由において反感を買わずに同情されるが如きものとして、直属上司によるしつこい宗教勧誘を受けてノイローゼ状態になった、という事をあげた人がいる。

面接時の条件と大幅に違った労働条件で睡眠時間が2~3時間しかとれないような状況が続いたので、という退職理由をあげた人もいた。このような退職理由は同情されるべきものであると同時に履歴書の減点対象からは外されるだろう。かといって同情を引けばいいというものではなく、何かの病気にかかり長期療養が必要となった結果の退職、などというのは例え気の毒なケースでもあまり同情されるべきものではない。

健康管理、自己管理の悪い人間ということで立派な減点対象となる。あくまで退職理由というのは履歴書レベルでも面接レベルでも不可抗力、といった印象をあたえるものに限定される事を忘れてはいけない。特に履歴書の段階で一次のふるいにかけられるケースでは退職理由を当人の根本的な人格を表す材料となるのでよくよく注意が必要だ。かといって履歴書の退職理由にデタラメを書くわけもいかないので、事は慎重に、という老婆心を一言。

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